神話 mythology 2005 1 1
日本の神話のなかに、
男性の神様が、子供を産む話がでてきます。
この話を聞いて、たいていの人が不思議に思うでしょう。
しかし、これは、不思議ではないのです。
そこで、わかりやすい「たとえ話」をしましょう。
株式分割という話は知っているでしょうか。
ある企業は、業績がよいので、株価が上昇して、100万円を超えたとします。
そうすると、株式市場の決まりで、株式分割をして、
株価が50万円以下になるようにして、
投資家が、その株を購入しやすくする制度があります。
こうして、その銘柄は、安定感がでてきますし、
また株価が上昇して、100万円に近づけば、時価総額が大きなものとなります。
これは、男性の神様の世界でも同じです。
こうした男性の神様が、日本を指導した結果、
日本が世界有数の経済大国になった。
あるいは、世界有数の文化大国になった。
そうすると、男性の神様のエネルギー総量が大きくなるのです。
しかし、そのエネルギー総量が、あまりに大きくなると、
バランスが悪くなりますので、
分割、つまり子供を産んで、一定のエネルギー総量に戻るのです。
(株式市場と違って、7対3とか、8対2という分割になります)
そして、その子供が活躍すると、その子供のエネルギー総量は増えますし、
同時に、親である男性の神様のエネルギー総量も増えていきます。
こうした話を、神話の世界で、象徴的に、男性の神様が子供を産むという話になっているのです。